【更新日】2024年2月13日
永田青嵐 |
表彰式 |
淡路島くにうみ講座 |
取材日:2月11日
放送日:2月12日更新分「すもとかわらばん」
「第15回永田青嵐顕彰全国俳句大会」が2月11日、洲本市文化体育館で開かれました。
明治から昭和にかけ活躍した淡路島が生んだ偉人、永田青嵐の功績を顕彰し毎年開催されているこの大会、
この日は、式典を前に永田青嵐の生い立ちや経歴、親交があった俳人などを紹介する
映像が上映されました。
続いて、表彰式が行われ、一般の部と学生の部それぞれに、
永田青嵐大賞や兵庫県知事賞など入賞作品10点、佳作20点ずつが選出されました。
洲本市関係では、学生の部で蒼開中学校の 原口煌生さんが拓殖大学長賞を、
同じく蒼開中学校の打越絆乃さんが金賞を、洲本実業高校の上田梗介さんが銀賞を受賞しました。
15回目を迎えた今回は、46の都道府県と台湾から作品の応募があり、
一般の部と、小学生から高校生までの学生の部に合わせて4397人、7907句の俳句が寄せられました。
表彰式に続いて、俳句雑誌「ホトトギス」主宰の稲畑廣太郎さんらによる講評が行われました。
全ての講評が終わると、今年度5回目となる「淡路島くにうみ講座」を兼ねた特別講演会も開かれました。
この日は、テレビ番組「NHK俳句」の選者として活躍中の山田佳乃さんが講師として招かれ、
「俳句と風土」というテーマで、およそ1時間に渡って話をしました。
なお、「永田青嵐顕彰全国俳句大会」を主催した淡路島くにうみ協会では、
島内各地で花に関する様々なイベントや展示を行う「淡路花祭2024春」を
3月中旬から開催することにしています。