「麗月のきらめき おのころ花物語」と題し
２月１１日と１２日の２日間にわたって開催された今回の展覧会、
会場では小原流淡路支部の会員８０人による作品、
あわせて８２点が展示されていました。

小原流淡路支部は
１９７９年に神戸支部から独立して誕生しました。

現在は島内に４０ほどの教室があり
およそ９０人の会員が在籍しています。

小原流淡路支部では、
毎年一回、島内各市の持ち回りで生け花展を開催している他、
５年ごとの記念行事として、
大規模な展覧会や記念講演会を開いています

創立４５周年を迎えた今回、
会場では、古典的な作風のものから
現代風なアレンジを加えたものまで、
「春麗」や「花鳥」といったテーマごとに
それぞれ工夫した作品が展示されていました。

この他、会場では、子供たちに日本の伝統を伝えることで、
教育や日本文化の継承・発展に役立てようと、
文化庁が進めている「伝統文化いけばな子ども教室」に通う
島内３市の小学生による作品
あわせて２８点も展示されていました。

創立４５年を迎え、小原流淡路支部　足立豊友支部長は、
「感染症が流行している中、多くの人の助けもあって、
無事に節目を迎えることができた」と振り返り、
これからも生け花を次の世代に伝え続けていきたい、
と決意を新たにしていました。