本会議では、笹田守議長による挨拶などに続いて、上崎勝規市長から、
令和６年度の洲本市の基本的な考え方や主な施策などを示す「施政方針」の説明がありました。

続いて、本條滋人教育長が教育行政方針を説明しました。

今回の定例会では、令和６年度当初予算案が提出されていて、
一般会計が２４１億３５００万円で令和５年度当初から８億円増加しました。

一方、国民健康保険や介護保険などの特別会計は１億６千万円の減、
下水道事業などの企業会計は６９００万円の増となり、
総額は７億円ほど増えて、４０３億８１００万円となりました。

今回の当初予算は、「子どもたち」「活力とにぎわい」「安全・安心」への
未来投資を３本柱に据え編成されました。

主な事業を紹介すると、
・市内で新規開業する小児科や産婦人科の医院に対し支援する事業
・洲本市教育センターの通信環境を整備し不登校児童や生徒を支援するもの
・大阪・関西万博を見据えた観光対策
・先山の公衆トイレ整備
・淡路島まつりの開催
・管理職以外の全職員を対象とした職員研修
・物価高騰対策としてプレミアム付き商品券の発行
などがあります。

なお今回の定例会、
この日説明があった予算案や条例制定の改正案の他、
教育長や教育委員の任命といった人事案件などをあわせ、
全部で４１件が提出されます。

この日開会した３月定例会は、３月８日に再開され、
会派別の代表質問が行われます。
また一般質問は１１日・１２日に予定されています。

なお、この３月定例会から、
洲本市議会の本会議のもようは、
行政放送１２２チャンネルで生放送を行っています。