この日は、植樹を前に、
由良地区にある無人島・成ヶ島の環境美化に取り組むグループ
「成ヶ島を美しくする会」の花野晃一会長が、
児童たちに故郷・由良のことをより深く知ってもらおうと話をしました。

使う人が減ってきているという
由良弁について紹介した花野さんは、
地元の歴史についても触れ、
昔、陸続きだった成ヶ島のことや
旧陸軍の要塞があったことなどを、
古い写真なども示しながら説明しました。

花尾さんの話を聞いた後、
児童たちはエトワール生石の西側に移動し、
卒業記念のため用意された梅の木を植樹しました。

この由良小学校による植樹、
エトワール生石を拠点に、
豊かな自然環境を活かし地域の活性化に取り組んできた
「由良・生石研究村」が、
卒業する６年生達に
小学校生活の思い出の一つにしてもらおうと、
毎年実施しています。

今年は、高さ３メートルほどに育った南高梅２本を、
植樹することになり、
この日は児童達が交替しながら、
スコップを使って根元に土をかけていきました。

この日、植樹をした由良小学校の６年生は、
３月２１日に、卒業式を迎える予定になっています。