【更新日】2024年3月23日
講師の小林さん |
工作教室の様子 |
新聞スリッパをはく園児 |
取材日:3月18日
放送日:3月22日更新分「すもとかわらばん」
3月13日、子供たちを対象とした工作教室が堺保育園で開かれ、
4歳児クラスの園児7人が参加しました。
この日は、洲本市地域おこし協力隊のメンバーで
防災士でもある小林力さんが講師として招かれました。
この日のテーマは、
子供でも簡単に作ることができる防災グッズ」となっていて、
「新聞紙で作るスリッパ」・「牛乳パックで作るスプーン」・
「ペットボトルで作る蛇口」という
3種類の防災グッズ作りを指導しました。
この教室は、「遊び」と「学び」を通して
子供たちの豊かな感性を磨いていこうという洲本市の取組み
「あそなび事業」の一環で開かれました。
平成24年度から始まったこの事業では、
市内で活動中のアーティストや世界で活躍したスポーツ選手など、
様々な分野の専門家を招き、子供向けの体験教室を開催しています。
今年度は、市内8か所の保育所・保育園と、
3か所の認定こども園で合わせて29回、
体操教室や工作教室などが開かれました。
この日園児たちは、小林さんに教わりながら、
ハサミやマスキングテープなどを駆使して
およそ1時間かけて防災グッズを完成させました。
そして、卵の殻の上をスリッパで歩いたり、
ペットボトルに水を入れて、水の出方を確かめたりして、
完成した防災グッズの出来栄えを確かめました。
なお、この「あそなび事業」、管轄する洲本市子ども子育て課では、
令和6年度も公立の保育所や認定こども園を中心に
体験教室などを実施していく予定にしています。