毎年３月に、ユニークなコンセプトを用意し開催している
洲本吹奏楽団の定期演奏会。
今回は「虹」をテーマに２部構成で行われました。

第１部では、この日に向けて４回の合同練習を行ってきたという
一宮中学校吹奏楽部と共演しました。

洲本吹奏楽団では、これまでも定期演奏会で、
島内の中学校や高校の吹奏楽部と共演してきましたが、
新型コロナウイルスの影響もあり断念してきました。

そのため、学生とのコラボレーションは、
今回が５年ぶりの実施となりました。

第２部では、洲本吹奏楽団の元団員で
現在は、東京を中心にプロのトランペット奏者として活躍している
シモンズ 慶敏さんを招き、２曲を演奏しました。

地域に根付いた音楽づくりを目指す洲本吹奏楽団では、
結成以来、定期演奏会以外でも、
島内の学校をはじめ、阿波踊りや和太鼓、フラメンコといった
異なる分野の人達と共演するなど、
吹奏楽の魅力や楽しさを伝える活動を続けています。

この日の最後には、
洲本吹奏楽団とも縁のある作曲家 八木澤 教司さんの代表作の１つ
「太陽への賛歌―大地の鼓動」を演奏し、
今回の定期演奏会を締めくくりました。

なお、洲本吹奏楽団では、
淡路シティウインズと淡路吹奏楽団との合同演奏会
「あわじ島ブラスフェス」を、
５月１８日に洲本市文化体育館で開催する予定です。