【更新日】2024年3月28日
講座の様子(第1部) |
紹介された簡易トイレ |
講座の様子(第2部) |
取材日:3月24日
放送日:3月27日更新分「すもとかわらばん」
「学んで・作る地域防災講座 未来への備え」と題した
講座が、3月24日、洲本中央公民館で開かれました。
二部構成で開かれたこの講座、
第一部では、洲本市消防防災課の濱端健一さんが講師となり、
「地震災害から身を守るための心得」をテーマに話をしました。
この中で濱端さんは、
過去に洲本で発生した地震災害などを説明した他、
能登半島地震で被害を受けた
石川県珠洲市に派遣されたことについても触れました。
そのあと、洲本市が備蓄している
簡易トイレや段ボールベットを紹介しました。
続く第二部では、
「ライフラインが途絶えた時の非常食の調理」をテーマに、
市販されている高密度ポリ袋を活用し、
少ない水やカセットコンロを使った調理体験が行われました。
参加した市内在住の15人は、4つのグループに分かれ、
野外活動や防災関連の講座などで幅広く活躍している
「松尾やよい」さんの指導を受けながら、調理を進めました。
この日の講座は、公民館事業を通して、
様々な学びの場を提供する洲本市の取り組み
「すもとのまなびPLUS事業」の一つです。
調理を始めて1時間半ほどで、
「シンガポール風ご飯」「やわらかサバ大根」「和風パスタ」
「野菜たっぷりミルクスープ」の4品が完成し、
全員揃ってその料理の味を確かめました。
なお、今年度は料理教室や異文化交流などの講座も開いた
この「すもとのまなびPLUS事業」、
来年度の開催も計画しているということです。