【更新日】2024年4月2日
完成した「市道鮎屋滝道線」 |
土羽構造の法面 |
式典出席者全員で記念撮影 |
取材日:3月31日
放送日:4月1日更新分「すもとかわらばん」
「鮎屋の滝」につながる道路の整備工事が
完了したという話題です。
3月31日には竣工式が行われ、
鮎屋上町内会の上原正弘会長をはじめ地元の人たちや、
上崎勝規市長・福本巧市議会議長らが出席しました。
鮎屋の滝は、落差14.5メートル。
流れ落ちる迫力満点の様子が間近で楽しめ、
淡路随一の滝として島外からの観光客も数多く訪れています。
しかし、滝に向かう道路は道幅が狭く、
時には渋滞が発生することもあって、
地元の人達の生活に影響が出ることもありました。
そこで、令和2年以降、2度にわたって
地元・鮎屋連合町内会から要望書が提出されたこともあり、
これまであったコンクリート製の農道を
整備することになりました。
工事は昨年9月に始まり、
このほど、工事区間およそ370メートル・幅6メートルの
市道「鮎屋滝道線」として、生まれ変わりました。
今回の整備工事では、道路の法面を
「土羽構造」と呼ばれる土を打ち固めた仕様にしています。
これは、コンクリート製の擁壁と比べ
より多くの用地が必要となります。
しかし、地元の協力があったことから、
短い期間での整備完了となり、
式では、用地提供をした人達に対し、
感謝状が贈られました。
なお、完成した市道「鮎屋滝道線」
すでに利用が始まっています。