【更新日】2024年4月17日
講習の様子 |
コースに出て技能講習 |
運転中の車内 |
取材日:4月12日
放送日:4月16日更新分「すもとかわらばん」
4月12日、淡陽自動車教習所で、高齢者を対象とした交通安全教室が開かれました。
これは、運転技能や判断能力を再確認し、安全運転を心掛けてもらおうと開かれたもので、
この日は、洲本市と淡路市の交通安全協会に所属する65歳以上の8人が参加しました。
この日の参加者たちは、
淡路警察署の署員と淡陽自動車教習所の職員から、
高齢者ドライバーが関係する事故の傾向や交差点付近での正しい交通ルール、
自動車や自転車の安全運転に関する話を聞きました。
その後、参加者達が、実際に教習所のコースを運転して、
自身の技能を確認する時間が設けられました。
これは、自分では気が付かない癖を客観的に把握しアドバイスを受けることで、
安全運転に繋げてもらおうというもので、参加者は、教習所の教官を助手席に乗せ、
およそ10分間、コース内を運転しました。
兵庫県警察本部によると、
令和5年に発生した県内の人身事故の件数は16281件で、
その内、およそ36パーセントが
65歳以上の高齢者が関係するものとなっていました。
また、この日は、運転免許証返納後の移動手段として
介護保険を利用して借りることが可能な電動アシスト付き自転車の紹介などもありました。
洲本警察署では、
今後も高齢者への安全運転を呼び掛けるとともに、
自動車以外の移動手段や免許返納後に受けることができるサービスを、
広く知ってもらえるようにしたい、としています。