【更新日】2024年4月19日
トンネルの開通 |
開通を祝う神輿 |
記念撮影 |
取材日:4月18日
放送日:4月18日更新分「すもとかわらばん」
現在工事が進められている洲本バイパス炬口トンネルの
貫通報告会が、4月18日に行われました。
炬口・宇山間、延長963メートルと
島内では最も長いというこのトンネルは、
令和2年12月に、炬口側から掘削作業が始まりました。
当初は、およそ1年での完成を見込んでいましたが、
騒音や振動に対する地域への配慮等により、
工程が2年程度遅れ、
この日、ようやく貫通を迎えました。
発注者の兵庫国道事務所をはじめ、上崎勝規洲本市長、
工事関係者らおよそ70人が出席したこの日の貫通報告会では、
はじめに、トンネルを貫通させる掘削作業が行われました。
油圧ブレーカーという重機を使って掘削すると
直径1メートルほどの穴が開き、
トンネルの中に宇山側からの光が差し込んできました。
その後、
貫通の報告・万歳三唱・貫通地点の清めが行われた後、
工事関係者が担ぐ神輿が入場し、
鏡開きをしてトンネルの貫通を祝いました。
市内中心部の交通混雑の緩和や
交通安全の確保等を目的に整備が進められている洲本バイパスは、
炬口地区と洲本インターのある納地区とを結ぶ、
総延長6キロメートルの国道で、1989年に着工しました。
これまでに、
青雲橋のある宇山地区と納地区との間、
3・6キロメートルの区間が完成し、
現在、炬口トンネルを含む
残りの2・4キロメートルの工事が進められています。
貫通という節目を迎えた炬口トンネル、
竣工は令和7年2月28日を予定しています。