この日は、はじめに全校児童６３人が、
洲本警察署交通課の新宮実係長から、
自転車に乗る時のルールなどについて説明を受けました。

話しを聞いた後、全校児童を対象にしたテストも行われ、
この日学んだことをおさらいする１０個の問題に挑戦しました。

続いて、訓練用の信号機などが設置されたコースを使って、
１・２年生が、
横断歩道の正しい渡り方を実践した後、
３年生以上が実際に自転車に乗り、
交差点を安全に渡る時のポイントを教わりました。

この自転車交通安全教室は、
子ども達に「自転車運転免許証」を発行することで
交通安全意識をより高めてもらおうと
洲本市が、洲本警察署や洲本交通安全協会の協力を得て、
市内の小中学校を対象に、１６年前から実施しています。

法律上、効力を持つ免許証ではありませんが、
安全運転を心掛けや交通ルールを守ってもらうための
有効な手段の一つとして、
全国各地で導入が進められています。

この日の教室の最後には、
３年生から６年生の代表に自転車運転免許証が手渡されました。

そして、児童を代表して平野日翔さんが
お礼の挨拶をしました。

なお、洲本市と洲本警察署によるこの交通安全教室、
今後４月から５月を中心に、
１７の小中学校で実施する予定になっています。